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第57回全日本東西対抗剣道大会の「みどころ」を掲載しました。

東西を超えて

「全国を東西に二分し、心技ともに円熟した剣士を…」と謳い上げる本大会であるが、本年は東日本大震災の発生により、“東西二分”の意味合いに微妙なニュアンスの異なりをもつ開催となった。

東日本に多大な被害をもたらした震災の影響下にあり、戦力の低下が是非もないとされる東軍。一方、4月と7月に行われた男女都道府県対抗では、男子が大分、女子が佐賀と共に九州勢が優勝を果たし、また両大会のベスト4(8チーム)中6チーム西日本が占める成績となった。まさに「西高東低」の情勢下にあるといえる。

とはいうものの全選手中に全日本選手権者は、正代・内村・鈴木・宮崎・西川の5名を数えるが、その全てが東軍に名を連ねており、今大会を興味づけている。

本大会の核となる対戦を数試合あげてみる。

六段戦では、地元山形の期待を背負う川木と第14回世界大会(サンパウロ)で日本優勝に大きく貢献した木和田戦。

七段戦は染谷―佐藤、宮崎-石田の勝敗が鍵となる。

八段戦は大澤―笠谷、東―清水だが何といっても副将の濱崎―亀井、大将の淺野―高橋、両範士の立合が見もの。

なお女子の部は、先鋒戦で東西警察の両雄、警視庁と大阪府警の今村―山本に始まり大将大塚―石田の5人制で戦うが、選り抜きの面々はいずれも粒ぞろい。また大塚は第26・36・37回、一方の石田は第32・33回の全日本女子選手権者である。ほぼ全盛期を同じく覇を競ったライバル同士、時代を越えその後の修錬の度合いが問われる。

このたび震災の被害甚大であった岩手、宮城、福島の3県から西田、佐藤、平野、長谷川の4選手が出場する。幾重もの辛苦を乗り越えて、しかも数少ない稽古量で本大会に臨む選手諸氏の活躍を衷心より祈るものである。

そして東西の対抗を超えて、理に適った剣技の範を、広く日本全土に知らしめる大会となることを願うものである。

剣窓編集小委員会委員 真砂 威

前年度、第56回大会優勝の優秀試合賞
▲上記写真:前年度、第56回大会優勝の優秀試合賞

この記事は、月刊「剣窓」平成23年9月号に掲載されたものです。

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