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- 2019/10/21 [ Mon ]
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第50回全日本女子剣道選手権大会の「みどころ」を掲載しました。
―第50回全日本女子剣道選手権大会組み合わせを見て―
昨年の決勝戦、世界大会個人優勝の鷹見由紀子(千葉)との延長戦の末、見事な引き胴を決め、女王の座を射止めた正代(旧姓石突・東京)の2連覇なるか。
昨年5度目の優勝を賭けた村山(埼玉)は、期待がかかる中、3回戦目で延長にもつれ込み、まさかの敗退。心機一転か、はたまたリベンジに燃えるか、今年もまた王座に向かって研鑽を積んできたと思う。その村山、出場回数は最多となる18回目である。
全体を概観してみると、今回初出場は22名、2回目14名、3回目7名と続く。出場選手の内訳は、教員18名、警察官16名、学生19名、会社員4名、その他7名という陣容である。出場選手の年齢構成は、最年長39歳、最年少18歳、平均年齢26歳である。
本年の戦いは、ベテラン勢が登りつめるか、あるいは、若いパワーがどこまで力を発揮するか目が離せない。
第1ブロックは、上半分の小池(東京)対宮川(山口)に続き、内田(静岡)という有力選手同士の対戦が見もの。下には、昨年三位に入賞した川越(兵庫)が初出場の大段(大分)と対戦する。
第2ブロックは、まず、上半分で目に付くのは杉本(京都)、下半分には小津野(岡山)、昨年の覇者正代(旧姓石突・東京)、庄島(佐賀)が居並ぶ。これら大ベテラン選手が顔を揃えた激戦区。
第3ブロック、再び女王の座を目指す村山(埼玉)対大辻(大阪)の一戦に続き、初出場で今大会最年少18歳高校生の高橋(茨城)が坂本(兵庫)に挑む。
第4ブロックは、内田(旧姓興梠・熊本)対黒沢(千葉)の戦いも見逃せない。
本大会の選手たちの戦歴を見ると世界大会個人優勝・団体優勝、警察選手権、全日本女子学生選手権、国体、教職員大会等などの優勝者という、錚々たるものである。はたして、本年の栄冠は、誰の頭上に輝くのか、本大会のすべての選手たちに心からエールを送りたい。
剣窓編集小委員会委員 青木千代子
▲上記写真:前年度、第49回大会優勝の正代小百合選手(旧姓:石突)
※この記事は、月刊「剣窓」平成23年10月号に掲載されたものです。
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